家を買うならここが知りたい!

利害関係や余計な立ち回りぬきで、気になる不動産の情報をお話しします!

家を買うときどんな費用がかかるの?

 スーパーで買う大根は、値札がついていて価格はわかりやすいです。せいぜい消費税込みなのか、消費税別なのかを考える程度でしょう。ですが、不動産購入では表示価格そのままではお金が全く足りません。諸費用と呼ばれるいろいろな費用が必要となります。

  不動産購入に掛かる諸費用は、購入物件が「新築」なのか「中古」なのか、購入資金は「住宅ローン利用」なのか「現金購入」なのかによっても大きく変わります。

  今回は、「不動産を購入した場合の費用項目」ついてお話したいと思います。

 

 

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 不動産購入の諸費用は結構大きい金額になる

 不動産広告をみると、販売価格はハッキリと記載されているのに、必要となる諸費用について明記されているものはありません。消費者目線で言えば、「なんで込々価格で表示しないの?!」といいたくなるところですが、そうもいかない理由があります。不動産の購入にかかる「諸費用」は、購入する物件や資金調達方法などによって変わってくるのです。

  不動産会社で渡される資金計画書なんかですと、このような感じで提示されたりします。

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資金計画書サンプル

  かなりざっくりいうと、住宅ローンでおおむね資金調達するかたなら、購入価格の7%~10%くらいになることが多い印象です。物件価格にもよりますが、新車1台買っておつりがくるくらいの金額を「諸費用」とひとことでまとめてしまうのは、とても乱暴に感じてしまいます。

 

諸費用の項目はどのようなものがあるの?

  それでは、不動産を購入するときにかかる費用(本体価格と諸費用)はどのようなものがあるかをみていきたいと思います。特に住宅ローンを利用するかたは、費用の発生時期も注意したいところです。住宅ローンのお金が口座に入る前に、支払いが発生する項目は手持ち資金が必要です。

 

★だいたいの取引で発生する費用

項目

発生時期

補足

売買代金

手付金は

契約時

 

残代金は

決済時

 

★売買代金は、契約時に手付金(決済時に購入代金に充当)、決済時に最終金として、2回に分けて支払うことが一般的です。

★手付金は現金渡し、残代金は振込となることが一般的です。

★振込みの場合、振込手数料は買主負担となります。

契約書印紙代

契約時

★2014年4月~2020年3月31日までに作成された契約書は、表にある金額に軽減されています。

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公租公課

決済時

★固定資産税や管理費などを日割り精算します。

★精算の起算日は1月1日にして、物件の引渡日からその年の12月31日までの分が買主負担となる場合が一般的です。

修繕積立金

管理費等

精算金

決済時

★マンションの管理費や修繕積立金などを日割り精算します。

★建物引渡し後の、管理費・修繕積立金の支払方法は、マンション管理組合に確認しましょう。

権利登記

費用

決済時

★購入する不動産の、所有権移転・抵当権設定をする費用です。既に設定されている抵当権等の抹消費用は売主負担です。

★「登録免許税」と、手続きをする司法書士の報酬額を合計した額が請求されます。

火災保険料

火災保険

加入時

まで

★火災保険は最長10年間・地震保険は最長5年間です。

★火災保険は、仲介業者・売主(業者の場合)・銀行などからあっせんされるものを利用しても良いですし、自分で保険会社を探すのもありです。

 

★不動産仲介業者を利用した場合に発生する費用

仲介手数料

契約時

 

決済時

★仲介手数料は、法律で上限が設定されています。売買価格が400万円を超える場合は、物件価格の3%+6万円+消費税が、法律で定められた上限です。最近では仲介手数料0円を売りにしている業者さんもあります。

 

★支払時期は、仲介会社によって変わります。契約時・決済時で半金づつであったり、決済時で一括払いだったりします。

★振込手数料は買主負担となる場合が一般的です。

※仲介業者によっては【ローン事務手数料】(住宅ローンの手続きをするので手数料)が発生する会社もあるようです。法律で定められたものではないため上限も決められていません。不動産仲介業者を利用する場合は、物件探しを始める前に「オタクはローン事務手数料とるのかい?」と聞いておきましょう。

~仲介手数料0円業者はどうなの?~はこちらから

仲介手数料0円の不動産業者はどうなの? - 家を買うならここが知りたい!

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購入資金で住宅ローンを利用する場合

住宅ローンの

契約書に貼る

印紙代

住宅ローン契約時

または

決済時

★金融機関とのローン契約(金銭消費貸借契約というもので「きんしょうけいやく」という方もいます)の書類に貼付します。

★金融機関が印紙を用意して、実行される融資額から印紙代金分を天引きするケースもあります。

保証料

決済時

★保証料は、借入期間によって金額設定されています。保証料を0円にして金利上乗せにする方法もあります。

★最初から「保証料0円」にしている金融機関もありますが、別途「事務手数料が2%」となる場合もあり、トータル費用で比較しないと損得はわかりません。

事務手数料

決済時

★都市銀行や地方銀行では、1件あたり3万円~5万円(税別)が一般的です。1件あたりですから、融資が2件扱い(土地と建物で融資が分かれる、夫婦で連帯債務となり融資が2つになるなど)になると、事務手数料が2倍になることがあります。

★最初から「保証料0円」で表示されている金融機関では、事務手数料が借入価格の2%・1.5%・定額10万円といった感じで設定されている場合があります。

【保証料についてはこちらをご覧ください】

住宅ローンの保証料って何?保証料の仕組みと注意点を解説します! - 家を買うならここが知りたい!

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フラット35利用の場合

適合検査費用

検査前

住宅ローンでフラット35を利用する場合、検査費用が必要となる場合があります。

適合工事

工事前

住宅ローンでフラット35を利用する場合、基準に適合するための工事代金が必要となる場合があります。

適合証明書

証明書

発行前

住宅ローンでフラット35を利用する場合、適合証明書の発行費用が必要となります。

※上記の費用が必要となった場合でも、売主負担にしているケースもあります。

 

新築購入の場合

表示登記費用

決済時

新築住宅購入時に必要となります。10万円前後が一般的です。

追加オプション

決済時

新築住宅購入時に、網戸・浄水器・配線増設工事等の追加をした場合に発生します。

水道分担金

決済時

契約の条件で、「水道分担金が買主負担」になっている場合があります。

 

中古物件を購入し、住宅瑕疵保険を利用する場合

検査費用

 

適合工事費用

 

住宅瑕疵保険費用

決済まで

★住宅瑕疵保険を利用する場合、検査・適合するための工事・保険料が必要となる場合があります。

★販売している段階で「住宅瑕疵保険適用可」とか「検査済み」となっている場合は、検査や・適合するための工事が完了している場合があります。

※上記の費用が必要な場合でも、売主・売主仲介業者が負担にしているケースもあります。

 

 不動産業者から提示される資金計画中、どのような項目が発生しているのかをしっかり確認しましょう。

【購入に関わる税金についても記事を挙げています。ご参考ください。】

不動産購入に関わる税金や給付金は?あとからビックリ! - 家を買うならここが知りたい!

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まとめ

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 不動産を購入する場合の「費用項目」はかなりたくさんあります。また、個別の内容によって、掛かる費用と不要なものがあります。購入検討の物件については資金計画書を受取り、必要な項目が記載されているか、適正な価格かをしっかり調べましょう。

 

※契約の内容によって、この記事に記載の項目・発生時期・補足等の内容が異なる場合があります。詳しくは専門家にご相談ください。